2025/02/20
ドレス
5分でわかる結婚式のドレスマナー|コーデや小物のNGポイントとは

結婚式や披露宴にお呼ばれした際は、どのような装いで行くのがよいのでしょうか。
この記事では、「着用してはいけないドレスのカラーは?」「靴やバッグにも決まりがあるの?」などの結婚式に参列する際の装いの疑問をしっかりと解決していきます。
また番外編として、着物での参列マナーについても触れていくので、ぜひ最後までご覧くださいね。
結婚式や披露宴のドレスマナーとは
結婚式や披露宴の主役は「新郎新婦」です。
そのため、参列する際は新郎新婦より目立たない装いを心がけることがマナーとされています。また、お祝いの場であるため、縁起の悪い物も良くないとされる風潮があるため注意が必要です。
では、具体的にどのような装いがNGで、どのような装いがおすすめかについて紹介していきます。
ドレスや小物の5つのNGポイント

まずは、結婚式や披露宴の装いとしてNGとされているものを5つ紹介していきます。
新郎新婦や他の参列者に不快な思いをさせないためにも、この5つには特に注意してコーディネートしてくださいね。
NG例1 白いドレス

「白」は主役である花嫁が身につける色なので、白いドレスは避けるのがマナーです。
また、真っ白でなくても、オフホワイトや光の加減で白っぽく見えてしまうような薄いベージュ・黄色・シルバーなども避けるのが無難です。
白っぽく見えてしまうドレスを選んだ場合は、濃い色の羽織やバッグ、靴などを合わせて全身が白っぽくならないようにしてくださいね。
NG例2 過度な露出

ひざ上10cm以上のミニ丈のドレスや、谷間や背中などが大きく露出したドレスは避けるのが無難です。
また、ノースリーブのドレスには、羽織を合わせるのがおすすめです。
しかし、夜に行われる結婚式や披露宴では、露出の多いドレスでも良いとされる場合もあります。結婚式や披露宴が夜に行われる場合は、事前に新郎新婦に確認し、シーンに合わせたドレス選びをするのが良いですね。
NG例3 アニマル柄のバッグ

アニマル柄や革、ファーなどの、殺生を連想させる素材のバッグは、お祝いの場にふさわしくないと考える方もいるので、避けるのが無難です。
また、ビニール素材やデニム生地などのカジュアルな印象が強い素材のバッグも避けるのがおすすめです。
NG例4 生花のアクセサリー

結婚式にて、花を飾るのは花嫁の特権だと考える方もいるため、特に生花のアクセサリーや、生花に見えるアクセサリーは、避けるのがおすすめです。
また、プラスチック製や布製などのアクセサリーもカジュアルに見えるため、結婚式にはふさわしくないとされることもあります。
NG例5 素足、つま先が見えるデザインの靴

結婚式などのフォーマルな場では素足でいることは避け、肌色のストッキングなどを着用するのがおすすめです。
また、ストッキングの中でも黒色は不祝儀を連想させるため、避けるのが無難です。
また、つま先が見えるデザインやサンダルなどの靴はカジュアルな印象になるため、ふさわしくないと感じられる場合もあります。
おすすめのお呼ばれコーディネート

ここまで、ふさわしくない例を紹介してきました。
では、結婚式に参列する際はどのような装いで行くのが良いのでしょうか。
おすすめのお呼ばれコーディネートの特徴を紹介していきます。
ドレスは露出が控えめなデザイン

ドレスは、露出が控えめなデザインがおすすめです。
首元やデコルテが開きすぎておらず、袖があるデザインのドレスを選ぶことで、より上品な印象になります。
また、スカートの丈はひざが隠れる程度の長さがおすすめです。
アクセサリーはパール

アクセサリーを付ける場合は、上品かつフォーマルな印象のパールのアクセサリーがおすすめです。
他にも、さりげないコサージュなどを合わせるのも良いですね。
派手な装いにならないためにも、目立ち過ぎない、控えめなアクセサリーを選ぶのがポイントです。
鞄は小さめでフォーマルな物

鞄は、小さめなパーティーバッグなどのフォーマルな物を選ぶのがおすすめです。
パーティーバッグに入りきらなかった荷物がある場合や、キャリーケースなどの大きな荷物を持って会場に行く場合は、パーティーバッグ以外の荷物をクロークに預けて、会場内にはパーティーバッグのみを持参してくださいね。
足元は肌色ストッキングにパンプス

結婚式や披露宴はフォーマルな場ですので、肌色のストッキングを着用するのがおすすめです。
また、靴はフォーマルな細めのヒールのパンプスがおすすめです。
デザインは、かかとやつま先が出ていないシンプルなものが良いですね。
髪型はアップスタイル

髪型は、アップスタイルにまとめるのがおすすめです。
シニヨンやハーフアップなどにすることで、すっきりと上品な印象になります。
ヘアアクセは、ゴールドやシルバー素材のバレッタやパールがあしらわれたものを選ぶことで、よりフォーマルな印象になります。
ドレスマナーQ&A

「平服ってどんな服?」「パンツスタイルでもいいの?」など、結婚式に参列する際のマナーについて疑問に思いやすい内容についてお答えしていきます。
Q.「平服でお越しください」の場合普段着でOK?
A.カジュアルな普段着はNGです。
平服とは、カジュアルな装いのことではないため、Tシャツやジーンズなどの普段着で行くのは良くありません。
「平服でお越しください」は、正礼装ほどかしこまった装いをしなくても良いという意味なので、ワンピースなどのよそ行きの装いでいくのがおすすめです。
Q.全身黒でも大丈夫?
A.デザインやアクセサリーなどで華やかさを取り入れるのがおすすめです。
全身が黒かつシンプルなデザインの場合は、喪服のように見えてしまうこともあるため、注意が必要です。
黒のドレスを選ぶ場合は、フリルやレースなどの華やかなデザインがあしらわれているものを選んだり、アクセサリーや小物で色を取り入れたりと、お祝いの場にふさわしい華やかな雰囲気になるように工夫するのがおすすめです。
Q.パンツスタイルで参列しても良い?
A.ドレッシーな雰囲気のパンツスタイルなら大丈夫です。
パンツスタイルで結婚式に参列したい方は、ドレッシーな雰囲気を意識することが大切です。
例えば、シフォン生地を使用しているものや、レースがあしらわれたもの、裾広がりのシルエットのものなどはドレッシーな印象になります。
また、アクセサリーや小物、色味などで華やかな雰囲気にするとより結婚式にふさわしい装いになります。
Q.ファー素材はイミテーションでもNG?
A.ファー素材に見えるものは避けるのが無難です。
ファー素材は、実際の動物の毛が使用されているため、結婚式や披露宴にはふさわしくないと考える方もいます。
たとえ、実際に動物の毛が使用されていないイミテーションであっても、一見しただけでは区別がつきにくいため、他の参列者から良く思われないことがあります。
そのため、ファー素材は、たとえイミテーションであっても結婚式に参列する際は避けるのがおすすめです。
【番外編】結婚式は着物で参列するのもおすすめ

結婚式に参列する際は、ドレスだけでなく着物を着用するのもおすすめです。
そして、着物もドレスと同様に、結婚式に参列する際にふさわしいもののマナーがあります。
結婚式に着物で参列する際のマナーについては、下記の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

ドレスも着物も着用後はクリーニングへ
結婚式に参列する際に着用したドレスや着物は、着用後すぐにクリーニングに出すのがおすすめです。
1度着用したドレスや着物には、冬場であっても汗や皮脂、食べこぼしなどの汚れが付着します。付着した汚れをそのままにしておくと、カビや黄ばみなどのトラブルの原因にもなるため、なるべく早めにクリーニングで汚れを落として、トラブルの原因を取り除いておくと安心ですね。
ドレスや着物のクリーニングについては、下記の記事を参考にしてくださいね。
まとめ
結婚式にドレスを着用して参列する際は、露出が控えめな明るい色味のドレスにパールのアクセサリー、肌色のストッキングにかかとやつま先が露出していないフォーマルなパンプスを合わせるのがおすすめです。
また、髪型はアップスタイルにすることですっきりとした印象になりますね。
反対に、避けた方が良いのは、全身白や黒のコーディネート、過度な露出、アニマル柄の小物、生花のアクセサリー、黒のストッキング、つま先やかかとが露出している靴です。
マナーに気を配った素敵なドレスで、大切な方の幸せな日を彩りましょうね。

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