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2024/11/08
きものドレス
白無垢もウエディングドレスも着用したい!両方着用する流れや注意点を紹介

黄色が主体のクラッチブーケを持つオフショルダーのウエディングドレスを着用してベールで被われた花嫁。

結婚式で着用する花嫁衣装といえば、白無垢とウエディングドレス。
白無垢もウエディングドレスも花嫁さんだけが着用することができる特別な衣装だからこそ、どちらも着用したいですよね。
この記事では、両方の衣装を着用する際の流れや注意点などを紹介してきます。

白無垢とウエディングドレスの特徴

まずは、白無垢とウエディングドレスの特徴について紹介していきます。
それぞれの婚礼衣装の特徴をしっかりと把握し、どの場面でどの衣装を着用するかを決める際の参考にしてくださいね。

白無垢の特徴

白無垢を着用して淡い色のブーケを持つ花嫁。

白無垢は、

 ・挙式で着用すると伝統を重んじる雰囲気になる
 ・幅広い体型の方がサイズを気にせず着用できる
 ・露出が少ない
 ・年配の親族に喜ばれやすい

などの特徴があり、伝統的で落ち着いた雰囲気が好きな方や露出を抑えたい方におすすめの婚礼衣装です。

また、衣装が重いため動きづらい、着脱に時間がかかるなどの特徴もあるため、心配な方は挙式や披露宴での着用は避け、前撮り(後撮り)などの時間に余裕がある際に着用するのがおすすめです。

ウエディングドレスの特徴

ナチュラルなカラーのブーケを持つウエディングドレス姿の笑顔の花嫁。

ウエディングドレスは、

 ・着脱にかかる時間が短め
 ・シルエット(ライン)の種類が豊富
 ・比較的軽く、動きやすい

などの特徴があり、幅広いシルエットから選びたい方や着用中の負担をなるべく減らしたい方におすすめの婚礼衣装です。

また、肌を露出するデザインが多い、結婚式で着用する花嫁さんが多いなどの特徴もあるため、挙式や披露宴で着用するのに抵抗がある場合は、前撮り(後撮り)などのゲストがいない環境で着用するのがおすすめです。

両方の婚礼衣装を着用する流れ

ウエディングドレスや白無垢などの婚礼衣装を着用するタイミングは、主に「前撮り」「挙式」「披露宴」「お色直し」の4回あります。

白無垢やウエディングドレスを着用するタイミングは、多くの場合4回ほどあります。
そのため、白無垢とウエディングドレスの両方を着用する組み合わせは様々ですが、その中から特におすすめの流れを紹介していきます。

≪おすすめの流れ≫結婚式と披露宴で分ける

おすすめの着用の流れ。前撮り:白無垢(色打掛) 挙式:白無垢 披露宴:ウエディングドレス お色直し:カラードレス

白無垢とウエディングドレスを両方着用する方法の中で特におすすめの方法は、挙式と披露宴で衣装を変える方法です。

前撮りと挙式を白無垢で行い、その後の披露宴をウエディングドレス、お色直しでカラードレスを着用することで、白無垢とウエディングドレスをどちらもしっかりと楽しむことができます。

黒五つ紋付き羽織袴を着用した新郎と色打掛を着用した新婦がロケーション撮影をしている様子

≪Point≫
色打掛などの白無垢以外の和装を着用したい場合は、前撮りや後撮りで着用するのがおすすめです。

この流れにする利点は、時間のかかる洋装から和装への着替えを無くすことができるという点です。
また、和装から洋装へとスタイルチェンジをするタイミングが挙式と披露宴の間であり、ゲストも会場の移動などを行っているため、ゲストを待たせる時間が短いという利点もあります。

結婚式に参列できなかったゲストに対しては、前撮りで撮影した和装の写真をウエルカムボードにすることで、どちらの衣装も見せることができます。

この流れ以外にも、前撮りで白無垢を着用し、結婚式当日はウエディングドレスやカラードレスなどの洋装を着用する流れや、挙式から披露宴までを白無垢で過ごし、お色直しでウエディングドレスを着用する流れなどもおすすめです。

両方着用する際の注意点

和装の新郎新婦と洋装の新郎新婦

白無垢とウエディングドレスの両方を着用する場合に知っておくべき注意点をいくつか紹介していきます。

色物を着用する際は順序に注意

日本の伝統的な花嫁衣装である白無垢には、「結婚した家の色に染まる」という意味が込められていると言われており、基本的には挙式で着用します。
そして挙式の後に、披露宴や食事会で色打掛などの色物の衣装に着替えることで「結婚した家の色に染まった」ことを表していると言われています。

そのため白無垢の他に、色打掛やカラードレスなどの色のある衣装も着用したい場合は、先に白無垢を着用しておくのがおすすめです。

衣装の歴史や込められた意味を知ることで、よりその衣装を着用する1日が素敵なものになりそうですね。
ウエディングドレスに込められた意味については、こちらの記事で紹介しているのでぜひご覧ください。

ウエディングドレスの純白に込められた意味とは【花嫁衣装の歴史】

着替える時間を考慮する

挙式と披露宴の間や披露宴中など、結婚式の間に着替える場合は、ゲストを待たせ過ぎないためにも着替えに掛かる時間を考慮しておくことが大切です。

白無垢からウエディングドレスへの着替えは比較的長い時間は必要ありませんが、ウエディングドレスから白無垢に着替える場合は、ドレスからドレスに着替える時間よりも長い時間が必要になる場合があるため、注意が必要です。

新郎の衣装にも注意する

白無垢とウエディングドレスの両方を着用する場合は、新郎の衣装も揃える必要があります。

新婦が白無垢を着用している際は、新郎は「黒五つ紋付き羽織袴」などの紋付き羽織袴を着用するのが一般的であり、新婦がウエディングドレスを着用している際は、タキシードなどを着用するのが一般的です。

二人の衣装が不揃いになってしまわないように注意してくださいね。

まとめ

白無垢とウエディングドレスの両方を着用する場合は、
「着用する順序」 「着替えの所要時間」 「新郎の衣装との親和性」
の3つに注意して衣装を着用する流れを決めるのがおすすめです。

花嫁の今しか着用できない特別な衣装で、幸せな時間を過ごしてくださいね。

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