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2024/05/31
ドレス
ウエディングドレスの純白に込められた意味とは【花嫁衣装の歴史】

公開日

2023.05.17

更新日

2024.05.31

レースのウエディングドレスを着用した花嫁さんの横姿

結婚式で花嫁さんが純白のウエディングドレスを着るのは、今や当たり前となっていますが、ウエディングドレスの白さに込められた意味があることをご存知でしょうか。
この記事ではウエディングドレスの純白が持つ意味を、その歴史とともに紹介していきます。花嫁衣装に込められた意味や想いを知り、ウエディングドレス選びをより深く楽しんでくださいね。

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ウエディングドレスの歴史

結婚式の白黒写真を見返す手元

ウエディングドレスはいつからあって、なぜ純白が一般的になったのでしょうか。
まずは、純白のウエディングドレスが一般的になったきっかけや時代背景について紹介していきます。

ウエディングドレスの起源

ウエディングドレスの起源はローマ帝国の時代まで遡ります。
ローマ帝国の時代にキリスト教が普及し、教会での結婚式が一般的となり、その際に王族や貴族の花嫁さんが着用していた婚礼衣装がウエディングドレスの起源とされています。

1600年以上も昔に誕生したと言われるウエディングドレスが、形を変えつつ現代の花嫁さんにも愛されていると考えるとロマンがありますね。

純白のウエディングドレスの普及

かつて、白い布の生産は一般的ではなく、現代ほど流通していなかったため、白いドレスは貴重なものだとされました。
また現代のように、クリーニングなどの高度な洗濯技術が発達していない時代に、汚れが目立ちやすい白いドレスを綺麗に保つのはとても大変な作業でした。

その後、白い生地の生産が普及したことや洗濯技術の発展により、純白のウエディングドレスが庶民の手にも届くものになり、広く普及していくこととなったと言われています。

今は当たり前のように世界中の花嫁さんが着用しているウエディングドレスの白さは、かつては手の届かない庶民の憧れであったと考えると、より一層特別な気持ちで着用することができますね。

 

ウエディングドレスの純白に込められた意味

花嫁さんのウエディングドレスの背中のボタンを閉めてあげる手元

なぜ世界中の花嫁さんたちは純白のウエディングドレスを選ぶのでしょうか?
ウエディングドレスに選ばれる純白の色が持つ意味について紹介していきます。

純白は「清純さ」「清楚さ」「無垢さ」の象徴

かつては生地の貴重さや純白を保つことの難しさから白さは「富の象徴」とされてきましたが、現代では、ウエディングドレスの純白は「清楚」「純粋」「純潔」といったイメージの象徴だと言われており、花嫁さんの純真無垢なイメージを表しています。

また、何色にでも染まる白には「私はあなた色に染まります」というメッセージが込められているとも言われています。

ウエディングドレスを着用する特別な1日は、純白が持つ純真無垢なイメージに合うような笑顔の溢れる日にしたいですね。

<日本の花嫁衣装>白無垢の「白」に込められた意味

日本の花嫁衣装といえば白無垢ですが、神様に仕える人の衣装が「白」だったことから、白無垢の白にも「純粋」で「邪気をはらう」という意味が込められていると言われています。

白無垢は室町時代から武家に生まれた娘たちの花嫁衣装として用いられていたとされているため、ウエディングドレスとは別のルーツを辿っているかと思われますが、それにも関わらず、込められた意味に共通する部分があるのは、「白」に対するイメージが世界共通だからかもしれませんね。

 

ウエディング小物に込められた想い

ティアラを両手で持つウエディングドレス姿の花嫁さんの手元

ウエディングドレスを着る際に身に付ける小物にも、様々な意味や想いが込められていると言われています。
今回は、その中でも結婚式で身につけられることの多い、ベールやグローブ、ティアラに込められた想いについて紹介していきます。

ベールは“魔除け”の役割

ベールはヨーロッパにおける長い伝統を持つアイテムで、その起源はウエディングドレスと同様に古代ギリシャ・ローマ時代に遡ると言われています。

ベールには邪悪なものから花嫁さんを守るという魔よけとしての役割があるとされており、その他にも周りの目から身を隠して「貞操を守ってきた」という証でもあるとも言われています。

ベールに込められた意味を知ることで、結婚式でお母さんがベールをおろし、そのベールを新郎さんがあげる場面でも、様々な気持ちが溢れてしまいそうですね。

グローブは“無垢”の象徴

グローブは、花嫁さんの“無垢”と“純潔”を象徴しているとされており、結婚前の清らかで汚れのない状態を守るという想いが込められています。

グローブはウエディングドレスやティアラに比べ、思い入れやこだわりが少ないという花嫁さんも、自分を守ってくれると考えると愛着が湧きますよね。

ティアラは“星空”を表す

ティアラは、英国王室のプリンセスたちや、日本の皇族が特別な日に身に付けるアクセサリーです。

ティアラに散りばめられた宝石は、古来より神聖なものとされてきた星空を表しているとされており、一説には、ティアラを頭に載せることで、星空の神々から祝福と繁栄が授けられ、永遠の約束を結ぶという意味が込められていると言われています。

キラキラと輝く可愛らしいティアラも、ファッションとしての役割だけでなく、幸せを築いていく2人を応援してくれるのですね。

 

様々な意味が込められた「白」をクリーニングで綺麗に保とう

様々な意味が込められたウエディングドレスの白色は、汚れやシミ、黄ばみなどが目立ってしまうとても繊細な色です。
そのためウエディングドレスの着用後は必ずクリーニングをして汚れを落とし、長期保管の間も定期的にクリーニングをしてトラブルを防ぐのがおすすめです。

ドレスクリーニングのディアハート

ドレス・きもの・衣装クリーニングのディアハートでは、年間600万点以上をクリーニング、メンテナンスしています。その豊富な経験を活かして、ウエディングドレスごとの生地や汚れに合わせた、高品質なクリーニングを行っています。
個人のお客様は、宅配クリーニングのキレイナをご利用ください。

法人のお客様は、ドレス・きもの・衣装クリーニングのディアハートへお問い合わせください。

ウエディングドレスのクリーニングをする頻度を減らしつつ綺麗に保管したい方は、ウエディングドレスの真空パック加工がおすすめです。

真空パック加工は、ウエディングドレスを湿気や虫食いの被害から守り、綺麗に保管することができるという効果だけでなく、ボリュームのあるウエディングドレスも省スペースでコンパクトに収めることができるという効果もあるため、ウエディングドレスを長期間保管する際にとても役立ちます。

ウエディングドレスの真空パック加工については、下記の記事を参考にしてくださいね。

ドレスの真空パックとは?大切なドレスを守る収納方法と注意点をご紹介 の記事はこちら→

ウエディングドレスに込められた意味を知ることで、より一層その美しい白色が愛おしくなるのではないでしょうか。

ドレスクリーニングのディアハート

年間12万着以上のドレスを取り扱うドレス・きもの・衣装クリーニングのディアハートは、豊富な知識と高い技術力を活かしてあらゆるドレスのクリーニングやメンテナンスを行っています。

法人のお客様は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
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【会社情報】
ドレス・きもの・衣装クリーニング
株式会社ディアハート
兵庫県伊丹市森本3丁目206番の1