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2024/11/15
衣装
衣装の持ち運び|移動中のドレスのシワや破損を防止する荷造りの方法

衣装を持ち運ぶためにキャリーケースに衣装を詰める女性

壊れやすい衣装を持ち運ばなければならない場合は、どのようなことに気を付けて持ち運ぶのが良いのでしょうか。
この記事では、衣装を持ち運ぶ際に気を付ける4つのポイントなどを紹介していきます。

衣装を綺麗に持ち運ぶ4つのポイント

持ち運んだ衣装にシワや破れなどのトラブルが起きていないか確認する女性

衣装を持ち運ぶ際は持ち運びやすさも大切ですが、何よりも衣装をしっかりと保護することが大切です。
まずは、衣装をダメージから守るために気を付けるべきポイントを4つ紹介していきます。

1.シワ対策をする

衣装を持ち運んだ後にすぐに着用する場合は、シワ対策をして持ち運ぶことが大切です。

無理に小さく折り畳んでしまうと、衣装に目立つシワができてしまうことがあるため、衣装を畳む際は、折り目がついてしまわないように緩衝材を入れるなどの対策をすることが大切です。

畳んだ衣装を横から見た図 タオルを挟むとシワになりにくい理由の図解

また、後から紹介するガーメントバックを利用すると、衣装に付くシワを最小限に抑える効果が期待できます。

2.摩擦から守る

衣装を運ぶ際の揺れや振動により、衣装の生地や装飾が傷つくことや装飾が破損してしまうことがあります。

そのため、衣装の大きさに合ったサイズの鞄を使用することや、鞄の中の余った空間を緩衝材やその代わりとなる物で埋め、衣装が揺れ動かないようにすることが大切です。

鞄を立てた時の中身の図 空いたスペースをタオルなどで詰めることで荷物が揺れ動きにくくなる

3.型崩れに注意する

衣装を無理に押し込んだり、重い物の下敷きにしたりすると、衣装が型崩れを起こすことがあります。

立体的な形状をしている部分がある衣装や、帽子などの型崩れが起きやすいものは、立体的な形状の空洞部分に柔らかい素材の緩衝材や薄手のタオルなどを詰めた状態で持ち運ぶのがおすすめです。

帽子(シルクハット)の断面図 帽子の空洞部分にタオルを詰めた方が圧力に強くなり型崩れしにくくなる

4.小物は特に注意する

衣装と一緒に使う小物や小道具などは壊れやすいため、持ち運ぶ際は特に注意をする必要があります。

小物を持ち運ぶ際に特におすすめの方法は、硬めのケースとスポンジを利用する方法です。
スポンジに小物のサイズに合わせた切れ込みを入れて小物をはめ込み、上からスポンジを重ねてケースに入れます。

立体的な小物や特に壊れやすい小物の場合は、ケースの隙間をしっかり埋めるか、ケース内で揺れ動かないように固定すると安心です。

スポンジを利用した小物の梱包方法の図 切り込みを入れたスポンジに小物を挟み上からスポンジを重ねて硬いケースに入れると小物が壊れにくい。

衣装の持ち運びにおすすめのアイテム

衣装を持ち運ぶ際におすすめのアイテムを4つ紹介していきます。
それぞれ便利なポイントを紹介していくので、持ち運ぶ際の参考にしてくださいね。

キャリーケース

大・中・小の3つの黒いキャリーケースが並んだ図

旅行などで使用するキャリーケースは、衣装を持ち運ぶ際にも活躍します。
大容量のキャリーケースを使用することで、かさばる衣装や大きな衣装も楽に持ち運ぶことができます。

キャスターが付いているので、長距離移動や重い衣装の持ち運びにも最適です。
また、衣装の大きさに合わせたキャリーケースの容量を選ぶことで、摩擦や衝撃から衣装を守りつつ持ち運ぶことができます。

ガーメントバッグ

衣装の持ち運びに適したガーメントバック

ガーメントバックとは、衣装をハンガーに掛け、二つ折りにした状態で持ち運べるアイテムです。
特にスーツなどを持ち運ぶのに使用されることの多いガーメントバックですが、衣装を運ぶ際にも活用できます。
ハンガーに掛かっている状態なため、目的地に着いた後もそのまま掛けておくことができるのも便利なポイントです。

またガーメントバッグは、収まりきらないほどの大きな衣装や、二つ折りにできない衣装の持ち運びには向いていないため注意してくださいね。

リュックサック

衣装の小物を運ぶ際やサブバックに適したリュックサック

平面的なデザインの衣装を持ち運ぶ際や、小物やアクセサリーを入れるサブバックとしては、リュックサックを利用するのがおすすめです。

衣装をリュックサックで持ち運ぶ際は、タオルを利用して丸めて入れるのがおすすめです。

≪リュックサックを利用したおすすめ荷造り方法≫
① 衣装を覆い隠せるサイズの厚手のバスタオルか、衣装を覆い隠せる枚数の厚手のタオルを用意し、広い場所に敷く
② その上に衣装を広げた状態で置き、衣装の首側からシワにならないように丸める
③ 全て巻き終えたらリボンなどで優しく縛り、用意したリュックサックに入れる

この方法は、家にある物で手軽にできるため、ガーメントバッグが用意できない時や、なるべく節約したい時などにもおすすめです。

ハンガーボックス

大型車などを使用できる際の衣装の持ち運びに適したハンガーボックス

郵送する場合や、大きめの車で運ぶ場合、引っ越しの際など、大きいものを運べる環境の場合は、ハンガーボックスを使用するのがおすすめです。

ハンガーボックスは衣装を吊り下げた状態で持ち運ぶことができるため、シワや型崩れを気にすることなく運ぶことができます。

摩擦が気になる場合は、衣装に不織布などの風通しの良いカバーを付けてからハンガーボックスに入れるのがおすすめです。

衣装を持って公共交通機関に乗る際の注意点

飛行機の客室

衣装を持って飛行機や新幹線、電車などに乗る場合は、いくつかのポイントに注意する必要があります。

迷惑が掛からないよう配慮する

衣装を持ち運ぶ際には、どうしても荷物が大きくなりがちです。そのため、公共交通機関を利用する場合は他の乗客へ迷惑が掛からないように配慮をすることが大切です。

荷物が通路や隣の席を防がないよう自分の足元や網棚の上に置いたり、新幹線の場合は大きな荷物専用の座席を利用したりすると良いですね。

また、混雑する時間帯を避けることで、自分だけでなく周囲への負担も減らすことができるためおすすめです。

飛行機は機内持ち込みがおすすめ

飛行機に乗って持ち運ぶ場合は、衣装を機内に持ち込むのがおすすめです。
機内に持ち込むことで預けるよりも、ある程度衣装を衝撃や圧力から守ることができます。

しかし、機内に持ち込むことができるサイズは小さめに設定されていることが多いため、持ち込みサイズに収まらない場合は無理に詰め込まずに目的地まで発送するのがおすすめです。

まとめ

衣装を持ち運ぶ際は、運びやすさだけでなく、衣装を綺麗な状態で運ぶための準備をすることも大切です。

タオルやスポンジなどの持ち運びに便利なアイテムを活用して、「シワ」「摩擦」「型崩れ」「破損」の4点をしっかりと防止しましょう。

綺麗に持ち運んだ衣装で、思いっきり輝ける時間を過ごしてくださいね。

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