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2023/12/08
きもの
結婚式に訪問着で参列する際のマナーと注意点|色・柄・帯の選び方

水色の訪問着を着ている女性の後ろ姿

お呼ばれした結婚式で着用されることの多い着物の中でもおすすめなのが、「訪問着」という着物です。訪問着は、色や柄が華やかなものが多く、また結婚式に参列する様々な立場の方が着用することができる万能な着物です。
この記事では、「訪問着とはどのような着物?」「結婚式にふさわしい訪問着の色や柄は?」「着用できるのは新郎新婦とどのような間柄の人?」などの様々な疑問にお答えしていきます。ぜひ最後までご覧くださいね。

訪問着とは

色とりどりの訪問着

訪問着とは、広げた時に「一枚の絵」に見えるようにして模様が描かれているのが特徴の着物です。上半身は襟や肩から胸や袖に掛けて、下半身は後ろ身頃から前身頃や衽に掛けて縫い目をまたぐように模様が続いています。

訪問着は、お茶会やお子様のお祝い行事など、カジュアルからフォーマルまで幅広い場面で着用することができます。

 

お呼ばれした結婚式に訪問着で参列する際のマナー

結婚式はフォーマルな場なため、服装に関してもいくつか注意したいマナーがあります。
中でも特に気をつけたいのは、着用する人の「立場」と着用する際の「着こなし」です。

訪問着での参列がおすすめなのは「友人」「同僚」「従姉妹」

結婚式に参列する際は、新郎新婦と近しい親族は高い格式の装いを、遠い親族や友人などは少し格式を抑えた装いをするのが良いと言われています。

訪問着の格式は、準礼装や略礼装と言われる位置付けにあるので、結婚式では新郎新婦の従姉妹や友人、同僚などにおすすめです。
また、訪問着は年齢や既婚、未婚に関わらず着用することがでるため、様々な方に着用していただけます。

また、母親や祖母、姉妹などの新郎新婦に近い親族は留袖の着用がおすすめです。
結婚式で着用できる訪問着以外の着物については、こちらの記事で紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。

結婚式の着物の選び方|参列者の間柄別に紹介

礼服としての着こなしマナーを守る

訪問着で結婚式に参列する際は、礼服としての着こなしマナーに注意する必要があります。訪問着を礼服として着用する際は、下記の五つの小物に注意してくださいね。

長襦袢・半衿
長襦袢は濃い色は避けて淡い色のものを選び、半衿は白、もしくは白地に金の刺繍が入っているものを選ぶ
足袋
白色のものを選ぶ
草履・鞄
草履、鞄ともに淡い色のものを選ぶ
着物の柄と親和性のあるものだとなお良い。鞄は礼装用のものを選ぶ

・長襦袢……濃い色は避け、淡い色のものを選ぶ
・半衿……白、もしくは白地に金の刺繍が入っているもの
・足袋……白のもの
・草履……淡い色のもの、着物の柄や鞄の柄と親和性のある物がおすすめ
・鞄……礼装用のバッグ、草履と同じく全体に統一感が出るものを選ぶと良い

 

訪問着の色・柄・帯を選ぶ際の注意点

水色の訪問着と金の袋帯、金の草履と礼装用鞄

様々な場面で活躍する訪問着ですが、結婚式という特別な場に合った訪問着の色や柄、帯の選び方を紹介していきます。

避けるべき色とおすすめの色

結婚式で着用する場合は、「白」「黒」「花嫁よりも目立つ派手な色」の訪問着は避けるのが無難です。

花嫁衣装と同じ「白」は、着物の場合必ずしもマナー違反というわけではありませんが、ふさわしくないと考える方もいるため、避けた方が良いでしょう。
「黒」は、新郎新婦の母や祖母が着用する黒留袖に見えてしまう場合があるため、避けた方が良いです。
また、あくまで結婚式の主役は新郎新婦なため、「花嫁よりも目立つような派手な色」の訪問着は控えた方が無難です。

反対に、結婚式に参列する際は、淡く上品な色味の訪問着がおすすめです。
例えば、淡いピンク色や水色などは柔らかな華やかさがあるため、結婚式に適しています。
また、明るい灰色はあらゆる年齢層が着やすいカラーであるため、選ばれやすい色の一つです。

控えめでおめでたい柄が良い

おめでたい結婚式には、訪問着もおめでたい柄を選ぶのがおすすめです。

金彩が使用されたものは、おめでたい印象が強まります。
特に胸元に金彩が入っているものは、テーブル席でも華やかな印象になります。

また、鶴や亀、松竹梅などのお祝い事にふさわしい古典柄も結婚式に最適です。

帯は袋帯などを合わせると特別感が出る

結婚式などのおめでたい場では、訪問着に袋帯を合わせると特別感が出るためおすすめです。

袋帯(ふくろおび)とは

表地と裏地に異なる2枚の生地を袋状に縫い合わせて仕立てている帯
一般的に格式張った式典やお祝いの席で使われることが多い

特に、織りの袋帯は染めよりも格式が高く、フォーマルに向いています。
金や銀の糸が多く織り込まれている袋帯は、おめでたい雰囲気を際立たせてくれるため素敵ですね。

結び方は、“喜びが重なりますように”の祈りを込めた「二重太鼓」と言われるものや“富と繁栄”の意味が込められている「ふくら雀」と言われる結び方がおすすめです。

袋帯の二重太鼓とふくら雀の結び方の例

帯揚げは淡い色、帯締めは華やかなものがおすすめ

帯揚げ
淡い色がおすすめ
帯締め
帯に合わせた華やかなものがおすすめ

華やかな帯に合わせる帯揚げは淡い色を選ぶと上品にまとまり、柔らかく優しい雰囲気で着こなすことができます。

また、帯締めは帯に合わせた華やかなものを取り入れると、よりフォーマルな印象が強まります。

 

訪問着を結婚式で着用した後のお手入れ方法

着用した訪問着は、クリーニングで汚れを落としてから保管するのがおすすめです。
着物のクリーニングについては、こちらの記事を参考にしてくださいね。

着物クリーニング|着物を綺麗に保つ上手なクリーニングの使い方

着物クリーニングのディアハート

ドレス・着物・衣装クリーニングを行うディアハートでは、年間七万四千枚の着物をクリーニングしており、豊富な知識と技術力を活かした高品質なサービスを提供しています。大切な着物をより長い期間楽しむためにもぜひディアハートにお任せくださいね。

一般のお客様は、ディアハートプライベートをご利用ください。

法人のお客様は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

また、保管中のお手入れ方法については、こちらの記事で紹介しているので参考にしてくださいね。

 

まとめ

結婚式で訪問着を着用する際の注意点は、下記の五つです。

一.訪問着は配偶者の有無や年齢に関係なく着用できる。
二.特に「従姉妹」「友人」「同僚」の立場で参列する方におすすめ。
三.訪問着を礼服として着用する場合は、着こなしのマナーに気をつける。
四.訪問着の色は白、黒、派手な色を避けるのが無難。
五.帯は袋帯を合わせるのがおすすめ。

マナーを気づかった美しい装いで、大切な方の結婚式を華やかに彩りましょう。