2024/05/31
きもの
着物の臭い取りに効果的な方法は?着物の消臭方法と対策を紹介
2024.01.30
2024.05.31
「収納していた着物を久しぶりに取り出したらなんだか臭う」「着物を着ている時に臭いが気になった」など、着物の臭いに悩む方は多いです。
では、どのようなことに気を付ければ着物の臭いに悩まされなくなるのでしょうか。
また、すでに臭いが気になる場合に役立つ、効果的な臭い取りの方法はどのようなものがあるのでしょうか。
この記事では、着物に付きやすい臭いやその対策、対処法について紹介していきます。
ぜひお最後までご覧くださいね。
着物に付きやすい臭い
着物に付きやすい臭いはどのようなものがあるのでしょうか。
正しい対処や対策をするためにも、まずは、着物に付きやすい臭いの原因や特徴を知ることが大切です。
カビによる臭い
着物にカビが生えると、見た目や人体への悪影響があるのはもちろんのこと、ほこりっぽい臭いや腐敗臭の発生にも繋がります。
白カビなどの、払えば落ちるカビも、落ちているのは表面のカビのみで、繊維の奥に入り込んだカビの根は取り除くことができません。
そのため、カビを発生させないよう対策をすることが大切です。
着物のカビ対策については、下記の記事をご覧ください。
食べこぼしや汚れ残りによる臭い
着物を着たまま食事をした場合や、着物を着て屋外を歩いた場合は、着物に食べこぼしなどの汚れが付着していることがあります。
この汚れを落とさずに保管してしまうと、時間経過と共に腐敗や酸化が進み、臭いだけでなく黄ばみや変色などが発生する場合もあるため、注意が必要です。
防虫剤による臭い
着物の防虫剤として使用されることの多い「樟脳(しょうのう)」や「ナフタリン」などは、虫などの害を及ぼすものを遠ざけるための独特な臭いがあります。
そのため、着物に臭いが移ってしまうことがあります。
着物に臭いが付かない、無臭の防虫剤にも注意が必要です。
無臭の防虫剤は、金属に反応して変色などの反応を起こさせる成分が含まれている場合があるため、お祝いの場で着るような金糸や銀糸を使用している着物を保管してい
る場合は注意が必要です。
また、防虫剤を使用する際は、複数種類を同時に使うと着物に黄ばみなどのトラブルが発生することがあるため、必ず一種類の防虫剤で統一してくださいね。
嫌な臭いの対策方法
ほこりや食べこぼし、汚れ残りや防虫剤など、様々な臭いに悩まされやすい着物ですが、対策をしっかりとすれば、臭いの発生を防ぐことができます。
着用後にはクリーニングで臭いの原因を取り除く
臭いを発生させないためにも、着用後はしっかりと臭いの原因を取り除く必要があります。しっかりと原因を取り除くためにも、着用後は専門のクリーニング店を利用する
のがおすすめです。
着用後にクリーニングでしっかりと汚れを落とすことで、臭いの発生だけでなく、黄ばみなどのトラブルの発生も予防することができます。
着物クリーニングのディアハートで着用ごとにメンテナンス
着物クリーニングのディアハートでは、年間七万枚以上の着物をクリーニングしており、その豊富な実績から得た幅広い知識を活かして、着物に付く汚れや生地の状態に合わせた最適なメンテナンスを行っています。
本当に必要なメンテナンスのみを行うため、こまめに汚れを落としても着物への負荷を
最小限に抑えることができます。
ディアハートのクリーニングで着物を常に清潔に保ちましょう。
法人のお客様は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
個人のお客様は、宅配クリーニングのキレイナをご利用ください。
保管中は定期的に虫干し
着物を長期間保管する際は、年に3回ほど「虫干し」と呼ばれる着物のお手入れを行うのがおすすめです。
虫干しは、保管中に付いた湿気や虫を追い払い、着物をカビや変色、虫食いなどのトラブルから守るために行います。
また虫干しをする際は、着物を広げた状態で干すため、臭いやカビ、変色などが発生していないか確認するためにも行います。
虫干しの詳しい方法や効果については、下記の記事を参考にしてくださいね。
着物に臭いが付いてしまった際の対処法
すでに着物に臭いが付いてしまっている場合の対処法を紹介していきます。
臭いの付いた着物が手元にある方はぜひ参考にしてくださいね。
陰干しで風を通す
少し気になる程度の弱い臭いには、陰干しなどで風を通すと臭いを軽減させることができます。
陰干しを行う際は、雨の日や湿度の高い日は避けるのが無難です。
晴れの日が続いている空気が乾燥した日に一日~三日ほど干すのがおすすめです。
置型タイプの消臭剤と一緒に袋に入れる
部屋用や冷蔵庫用などの、置型タイプの消臭剤を利用した消臭方法もあります。
この消臭方法を行う際は、必ず着物を乾燥させた状態で行ってくださいね。
[用意するもの]
・無香料の置型タイプの消臭剤
・大きめのビニール袋
・ガムテープ
[臭い取りの方法]
畳んだ状態の着物と置型タイプの消臭剤を用意したビニール袋に入れます。
この際、着物と消臭剤が触れないように少し離して入れてくださいね。
着物と置型タイプの消臭剤を袋に入れたら、袋の口をガムテープでしっかりと密封し、三日~一週間ほど置き、定期的に臭いを確認します。
また、置いている間も毎日着物の様子を確認しておくと安心ですね。
クリーニングで徹底的に消臭
クリーニングは最も手軽で確実な臭いの消臭方法です。
着物の繊維の奥に入り込んだ臭いの元まで取り除くことができるため、臭い戻りも少なく、着物も清潔に保つことができます。
着用した後や臭いが気になる際は、クリーニング店に相談しましょう。
着物の臭い、お任せください
着物クリーニングのディアハートでは、臭いが気になる着物のクリーニングも承っています。臭いの原因にアプローチするクリーニングで、臭いも汚れもすっきりとさせましょう。
法人のお客様は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
個人のお客様は、宅配クリーニングのキレイナをご利用ください。
まとめ
着物の臭い取りには、クリーニングが最も有効です。
また、臭いを発生させないためにも、着用後はクリーニングでしっかりと汚れを取り除いて
くださいね。
自宅でのお手入れやクリーニングを上手く活用して、臭いを気にせずお気に入りの着物を
楽しみましょう。
着物クリーニングのディアハート
年間七万枚以上の着物を取り扱うドレス・きもの・衣装クリーニングのディアハートは、豊富な知識と高い技術力を活かしてあらゆる着物のクリーニングやメンテナンスを行っています。
法人のお客様は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
個人のお客様は、宅配クリーニングのキレイナをご利用ください。
【会社情報】
ドレス・きもの・衣装クリーニング
株式会社ディアハート
兵庫県伊丹市森本3丁目206番の1