2024/05/30
ユニフォーム
野球ユニフォームの洗濯方法【プロ野球も担当する洗いの匠が解説】
2023.09.20
2024.05.30
泥だらけになった野球のユニフォームを洗うのは、頑張りを実感できる時間でもありますが、手間も労力もかかる大変な作業でもあります。
特に雨の日やスライディングをした日は泥汚れがひどく、綺麗に落とすのは一苦労です。
この記事では、プロ野球チームのユニフォームを洗っているクリーニング会社のディアハートが、ユニフォームに付く汚れの効率的な落とし方を解説していきますのでぜひ参考にしてくださいね。
ユニフォームを洗う際に大切な事
実際にユニフォームを洗っていく前に、ユニフォームを洗う際に大切なことを紹介していきます。ユニフォームを洗う際には、これらのことに注意してくださいね。
生地に必要以上のダメージを与えない
生地にダメージが加えられ傷んでしまうと、少しの刺激で穴が開くようになるため、洗う際も無理に擦らず、ブラシを使用する際は生地の繊維に沿って動かしてくださいね。
特にひざやおしり周りは穴が開きやすいため、繊維の向きに注意して優しく洗うのがおすすめです。
ユニフォームは乾燥させておく
ユニフォームが汗や雨などで濡れている場合は、洗う前に干して乾燥させておくのがおすすめです。乾燥させることでユニフォームに付く砂などが、落としやすくなるため、その後の水洗いの手間が軽減されます。
乾燥中に砂や泥が落ちても良いように、ベランダや庭、玄関などに干すと良いですね。
水道に砂や泥を詰まらせない対策をする
砂や泥は重さがあるため、泥だらけのユニフォームを浴室や洗面台などで洗うと、排水管のS字トラップ部に蓄積し、詰まってしまうことがあります。
そのため、砂などを排水管に流さない工夫をすることがおすすめです。
おすすめの方法は、
・シンク用の排水溝ネットで覆う
・バケツなどの容器の中で洗い、洗った後は砂などを外に捨てる
・外やベランダで洗う
などがあります。ぜひ、試してくださいね。
効率よく汚れを落とす洗濯手順
ユニフォームの汚れを効率よく落とす、洗濯の手順を解説します。
ユニフォームを洗う際は、一緒に破れなどの破損の有無も確認し、破損が見つかった場合は洗う際に注意してくださいね。
手順① 乾燥させた状態で砂を落とす
※この工程は多くの砂や泥が落ちるので、必ず屋外など砂や泥が落ちても問題ない場所で行ってください。
乾かしておいたユニフォームから砂などを叩き落とします。
ブラシなどを使用して、繊維に沿ってブラッシングするのもおすすめです。
ブラシを使用すると、繊維の奥に入り込んだ細かい泥も掻き出せるため、その後の水洗い工程の負担が減ります。
手順② 水圧で砂や泥を落とす
次に、残った砂や泥を水圧で落としていきます。
シャワーやホースの水圧をできる限り高め、汚れに当てていきます。
ホースを使用する場合はホースの先端を握り、細く絞ることで高い水圧を作ることができます。
手順③ 水と洗剤を混ぜた液でもみ洗いをする
もみ洗いをする際は、先に洗剤と水を混ぜておくと色落ちする可能性が下がるだけでなく、洗剤本来の洗浄能力を発揮させることができます。
汚れがひどい箇所に直接洗剤を掛け、よく揉みこんだ後、洗剤と水を混ぜた液にユニフォームの全体を浸け、もみ洗いをします。
水と洗剤を混ぜた液を何度か交換しつつ、液が濁らなくなるまで洗ってくださいね。
手順④ 洗濯機で洗浄する
液が濁らなくなりユニフォームが綺麗になったら、ユニフォームをネットに入れた状態で洗濯機に入れ、通常のモードで洗濯をします。
縦型洗濯機は、洗濯槽の底周辺にある衣類の汚れが最も落ちやすいため、縦型洗濯機を使用して洗う場合は、なるべく底に近い場所に入れて洗濯するのがおすすめです。
洗っても落ちない汚れには
今回紹介した基本的なユニフォームの洗い方を実行しても落ちない汚れの場合は、下記の方法をお試しいただき、それでも落ちない場合はクリーニング店のシミ抜きを利用するのも良いですね。
洗剤は粉末洗剤を使用する
ユニフォームの汚れを落とすためには粉末洗剤の使用がおすすめです。
液体洗剤に比べ、洗浄力の高い粉末洗剤を使用することで、時間と手間を省くことができます。
粉末洗剤は泥に強いものや、蛍光剤が含まれているものもあるので、好みに合わせて選んでくださいね。
つけ置きをする
何をしても落ちない汚れには、つけ置きがおすすめです。
40℃~50℃ほどのお湯と洗剤を混ぜ、ユニフォームをつけます。
一晩程度つけておいた後に軽くすすぐと、汚れが綺麗に落ちています。
つけ置きし、すすいだ後も先ほどの洗濯手順と同様に洗濯機で洗ってくださいね。
まとめ
この記事では、汚れた野球のユニフォームを綺麗に洗濯する方法を解説してきました。
野球のユニフォームを洗濯する際のポイントは、
・生地の繊維に沿ってブラッシングする
・砂や泥は乾燥させた状態で落としてから水洗い
・洗剤は洗浄力の強い粉末洗剤がおすすめ
・落ちない汚れはつけ置き
です。
効率よく汚れを落とし、綺麗なユニフォームで思いっきり野球を楽しみましょう。
ドレス・着物・衣装クリーニングのディアハート
年間600万点以上のドレス・着物・衣装のクリーニングやメンテナンスを行うディアハートは、豊富な知識と高い技術力を活かしてあらゆるドレスのクリーニングやメンテナンスを行っています
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【会社情報】
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株式会社ディアハート
兵庫県伊丹市森本3丁目206番の1