2024/05/30
ドレス
シルク素材のドレスはクリーニングで綺麗を保つ!シルクを使用したドレスのお手入れ方法を解説
2023.06.22
2024.05.30
シルクを使用したウエディングドレスやカラードレスは、その上品さや美しい光沢が人気ですが、シルク本来の美しさを保つにはお手入れが欠かせません。
この記事では、クリーニングを利用してシルク素材のドレスをお手入れする方法を解説します。
シルク(絹)とは
シルクとは、蚕という虫の繭からつくられる天然繊維です。上品な光沢などの見栄えの良さだけでなく、軽く滑らかな肌触りを持ち、人の肌への刺激が少ないという特徴があります。
シルクはその特徴から、古来より衣類や絨毯などに使用されていましたが、現代でもドレスなどの特別な衣装や、寝具、パジャマなどの、肌に直接触れるものに多く使用されています。
シルクの特徴と注意点
シルクは美しく機能性の良い素材ですが、扱いが難しい一面があり、美しさを保つには専門的な技術が必要なため、クリーニングの利用をおすすめします。
そこで、クリーニングを依頼する前に知っておきたいシルクの特徴や注意点を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ドレスにシルクが使用されているか確認する
クリーニングに出す前に、シルクが使用されているドレスかを、ドレスの内側などにある品質表示タグで確認します。シルクが使用されていると、品質表示タグに「シルク」または、「絹」または、「silk」と表記されます。
品質表示タグが無い場合は見分けが困難なため、品質表示タグが無くても対応しているお店にクリーニングを依頼し、その際に確認してもらうのがおすすめです。
シルクを使用したドレスのクリーニングが難しい理由
シルクは、クリーニング価格を個別に設定しているクリーニング店もあるほど、扱いが難しい素材です。
シルクのクリーニングが難しい理由は、シルクの特徴にあります。
シルクは水や湿度に弱く濡れると縮みやすいため、むやみに濡らすとドレスのデザインが損なわれる可能性があります。
また水以外にも、摩擦で毛羽立ちやすく、熱にも弱いため、汚れを落とす際に擦ることも、高温のアイロンでプレスすることもできません。
このような特徴から、シルク素材のドレスをクリーニングする際には、高度な技術力が必要となります。
クリーニングが終わった後の保管方法
シルクは水分に弱く、カビが発生しやすいので、クリーニング後も定期的にドレスを乾燥させる必要があります。シルクは紫外線を吸収しやすく黄ばみが発生しやすいため、乾燥させる際は日向ではなく日陰で干すことをおすすめします。
保管の際は、虫食いを防ぐためにカバーを掛けての保管がおすすめです。
シルク素材のドレスに掛けるカバーは、湿気が溜まりにくい不織布などの素材がおすすめです。風通しの良いカバーを使用することで、カビの発生を防ぎます。
また、黄ばみやカビなどのトラブルが起こりやすいため、下記に当てはまる場所での保管はおすすめできません。
・日光や蛍光灯の光が当たる場所
・暑さや寒さなどの外気温の影響を受けやすい場所
・湿気が溜まりやすい場所(梅雨の時期は特に注意)
シルク素材のドレスをクリーニングするタイミングは?
では、シルク素材のドレスはどのタイミングでクリーニングに出したら良いのでしょうか。
いくつかのシーンに分けて解説していきます。
試着で使用した時は?
試着程度の短い時間の着用でも、汗や化粧品が付着するため、クリーニングに出した方が良いでしょう。
特に、夏場など大量の汗をかいている状態で試着した場合や、試着後のドレスのニオイが気になる場合は、クリーニングに出すことをおすすめします。
結婚式で使用した時は?
結婚式などで長時間使用した場合は、着用中に付いた汗などの汚れが時間と共に酸化し、ドレスが黄ばむ原因となるため、使用後はなるべく早くクリーニングに出すことをおすすめします。
汚れてしまった時は?
シルク素材のドレスにお料理をこぼした時や化粧品が付いてしまった時は、思わず拭いてしまいたくなりますが、ドレスを傷める恐れがあるため、汚れに触るのはおすすめしません。
クリーニングに出す際も汚れに触っていない方が、汚れが綺麗に落ちる可能性が高いので、汚れはそのままの状態でクリーニングに出すのがおすすめです。
クリーニング店を選ぶ時のポイント
シルクは「繊維の女王」と呼ばれるほど美しく高価なものなので、クリーニング店選びも慎重に行う必要があります。
では、どのような点を重視してクリーニング店を選ぶのが良いのでしょうか。
実績豊富なクリーニング店を選ぶ
シルク素材のドレスをクリーニングするためには、様々な知識や高い技術力が必要なため、ドレスのクリーニング実績が豊富なクリーニング店に任せるのがおすすめです。
1着ずつ手作業で洗うクリーニング店がおすすめ
シルク素材のドレスは一般的なドレスと比べ注意する点が多いため、技術者がドレスを1着ずつ手作業で洗うクリーニング店に任せるのがおすすめです。
汚れやシミにも丁寧に対応してもらえるだけでなく、ドレスのデザインや素材などの特徴に合わせたクリーニングを行うので、ドレス本来の美しさを引き出すことができます。
豊富な実績があり、1着ずつ手作業で洗うクリーニング店をお探しの場合は、ディアハートがおすすめです。
個人のお客様は、宅配クリーニングのキレイナよりご依頼ください。
法人向けドレスクリーニングのディアハート
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まとめ
シルクを使用したドレスのお手入れには、クリーニングの利用がおすすめです。
また、クリーニングの利用後は、
・水や湿気によるドレスの変形やカビ
・日光や蛍光灯の光による黄ばみや色褪せ
・熱による変形
・虫食いによる穴あき
に、注意して保管してくださいね。
クリーニングによるお手入れと正しい保管方法で、シルクを使用したドレスの優雅な美しさを保ちましょう。
ドレスクリーニングのディアハート
年間12万着以上のドレスを取り扱うドレス・きもの・衣装クリーニングのディアハートは、豊富な知識と高い技術力を活かしてあらゆるドレスのクリーニングやメンテナンスを行っています。
法人のお客様は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
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【会社情報】
ドレス・きもの・衣装クリーニング
株式会社ディアハート
兵庫県伊丹市森本3丁目206番の1